お墓が楽しい場所に見える時には注意

時代的に戦中から戦後すぐくらいのはずだけどそんな日本昔話みたいな話が出てくるとは思わなかったんで驚いた。
山陰地方の離島にある海沿いの小さな村の話だ。
子供の頃親戚の集まりで奇妙な体験をした俺が小1の時に親戚一同が集まって休養を兼ねて先祖の霊に挨拶するってのに連れて行かれた。
先祖が建立した寺に親戚一同が泊まり込んで昼間は10人近い坊さんの読経を聞きよるは飲めや歌えやの宴会を開くってのだったんだが当然のことながら親戚の中で小学校低学年やエンジンなんかは寺の離れに押し込まれて遊んでるって感じだった。
初めて会う親戚の子供ばかりだったし大人数でのお泊まり会みたいな感じで興奮し暴れまわって遊んだもんだから夕方には遊び疲れて眠ってしまった。
ふと気が付くと俺は着物を着た女の人に抱っこされて離れの外にいた。
他の親戚の子は着物を着た男の人と相撲みたいなことをして遊んでもらったりおばあさんとお手玉をして遊んだりしていた。
俺も女の人に降ろしてもらって一緒に遊んだんだがいつのまにか寝てしまっていたようで親父に怒鳴られて目を覚ました俺は親戚の子が寝ていたのは先祖の墓の前で親父やお袋や大人たちは朝になるまで俺たちが離れからいなくなっていたことにすら気がついていなかったそうだ。